主題で読む
できごと・人物・国を、一つの筋でまとめたもの。
主権はだれのものか294件
王が決めるのか、議会が決めるのか、国民が決めるのか。800年かけて答えが動いた。帝国と独立268件
数十年で世界の大半が数か国のものになり、また数十年で戻った。表現の歴史212件
書いた人、描いた人、作った人。政治と戦争のあいだに、ずっと別の営みがあった。中国の王朝199件
殷から清まで3000年。王朝は替わっても、同じ型で替わり続けた。確かめるという方法191件
偉い人がそう言ったから、をやめた話。誰が最初かは、思っているほどはっきりしない。イスラム世界189件
一世紀でイベリアからインダスまで。学問を受け継ぎ、育て、そして西へ返した。交易路とお金168件
運ぶ/両替する/貸す。人と物が動くところには、いつも同じ仕組みが生えてくる。武士の700年146件
地方の武装集団が政権を取り、そして自ら身分ごと消えるまで。ローマ人の物語138件
ラティウムの一都市が地中海全域を呑み込み、そして西半分が消えるまでの1200年。誰が書き残したか131件
残っているものが全部ではない。誰の筆によるかで、同じ出来事が違って見える。女性の権利120件
人口の半分が、参政権を得るまでに文明の歴史のほとんどを要した。古代オリエント111件
文字も法も都市も、まずここで生まれた。そして次々に主が入れ替わる2500年。都市の歴史110件
人が密集して住むという異常な選択が、文明のほとんどを生んだ。技術と産業106件
道具が人を変え、その人がまた道具を作った。速さが加速していく話。探検と発見101件
地平線の向こうに何があるかを、確かめに行った人たちの記録。草原の帝国99件
匈奴からジュンガルまで、2500年のあいだ農耕世界の北にいた人たちの側から歴史を並べる。冷戦97件
撃ち合わずに40年競った。ただし代理の戦場では、実際に人が死に続けた。インドと仏教93件
一人の王子が始めた問いが、アショーカ王に拾われ、玄奘に運ばれ、東アジアへ届くまで。朝鮮半島89件
大陸と島国のあいだで、独自の文字と技術を育てた1300年。二つの大戦86件
一発の銃声から31年。二つの戦争は別々ではなく、前者の終わらせ方が後者を呼んだ。幕末66件
黒船が来てから15年で、700年近く続いた武家政権が終わった。明治66件
藩を消し、身分を消し、40年で列強と戦えるところまで作り替えた。その代償も含めて。三国志66件
400年続いた漢が壊れ、三つに割れ、そしてまた一つに戻るまでの約100年。感染症と人類64件
人が動くほど病も動いた。文明の広がりと感染の広がりは、同じ地図の上にある。宗教改革と科学革命62件
教会が独占していた「何が正しいか」の答えが、聖書と観測に明け渡されるまで。大航海時代61件
海が壁ではなく道になった。二つの大陸が結ばれ、世界がひとつの市場になっていく。文明のはじまり60件
農耕も都市も文字も、離れた場所で別々に始まった。そして始まった順序は、思っているのと違う。中華の統一52件
殷を倒した周から、初めて中国をひとつにした秦まで。800年かけて「天下」という考えが育つ。共和政の終わり51件
500年続いた仕組みが、なぜ一人の男に明け渡されたのか。アレクサンドロスの東方遠征49件
20歳で王になった男が、11年でギリシアからインダス川まで到達した。そして32歳で死ぬ。ポエニ戦争47件
地中海の覇権をめぐる、ローマとカルタゴの120年。三度戦い、三度目でカルタゴは消えた。考えることの歴史246件
同じ数百年のあいだに、ギリシアでも中国でもインドでも、人が根本から考え直した。キリスト教のひろがり201件
迫害される小集団が、300年で帝国の宗教になり、そこから何度も割れながら世界へ出ていった。日本の古代86件
中国の史書にだけ名が残る王たちから、律令の国家ができるまで。手本は常に大陸にあった。民族移動の時代77件
4〜6世紀、ユーラシアの東西で同時に人が動いた。ローマだけの話ではない。接触前のアメリカ71件
旧大陸と行き来のないまま、農耕も都市も国家も別々に生まれた。3000年ぶんの、独立した実験。東ローマ千年69件
ローマの西半分が消えたあと、東半分は1000年続いた。その中身をローマの続きとして並べる。ヴァイキング64件
襲撃者として現れ、交易者になり、入植者になった。北アメリカにも、ロシアにも、イングランドにも痕跡がある。ペルシア戦争61件
当時最大の帝国に、都市国家の寄り合いが勝った。ギリシアが自分たちを語りはじめる。冷戦のあと50件
対立の構図が消えたあと、何が残ったのか。1989年からの三十年。本で読む
一冊の本が取り上げた項目を、その本の筋に沿って並べ直したもの。できごとには扱っている章が史料として付いています。
『史記』で読む中国10件
2000年前に、一人の男が3000年ぶんを書いた。宮刑を受けてなお書き続け、以後の中国の歴史書の型になった。『歴史とは何か』で読む歴史の読み方10件
事実は自分では語らない。誰がどれを選んだかが、そのまま歴史になる。この年表そのものへの問いかけ。『サピエンス全史』で読む歴史98件
ハラリが人類史を三つの革命で切った本。その筋に沿って、このデータベースの項目を並べ直す。『ローマ人の物語』で読むローマ58件
塩野七生が15年かけて15巻で書いた、建国から西の帝国の終わりまで。このデータベースの第一期と同じ範囲になる。『銃・病原菌・鉄』で読む歴史46件
なぜ征服したのがスペイン人で、されたのがインカだったのか。ダイアモンドは答えを人ではなく大陸の形に求めた。『国家はなぜ衰退するのか』で読む歴史37件
国境をひとつ挟んで豊かさが違うのは、地理でも文化でもなく制度のせいだ、という本。2024年のノーベル経済学賞の元になった。『世界史』(マクニール)で読む歴史36件
文明どうしが接触し、借り、競い合うことで歴史が動く。世界を一つの物語として書いた最初の教科書。『ローマ帝国衰亡史』で読むローマ35件
ギボンが1776年に出しはじめた、トラヤヌスからコンスタンティノープル陥落までの1300年。「なぜ滅びたか」を問う型はここで作られた。『繁栄』で読む歴史26件
人類が豊かになったのは交換のおかげで、悲観する理由はいつも外れてきた、という本。反論側も付けてある。『暴力の人類史』で読む歴史21件
人が人を殺す率は、狩猟採集の時代から今まで、長い目で見ればずっと下がってきた、という本。反論も多い。『ヨーロッパ覇権以前』で読む13世紀20件
1250年から1350年まで、世界はすでに一つにつながっていた。ただし中心はヨーロッパではなかった。『疫病と世界史』で読む歴史20件
歴史を動かしたのは王でも思想でもなく、目に見えない微生物だった、と最初に言い切った本。『文明崩壊』で読む歴史19件
イースター島、マヤ、グリーンランドのノルウェー人。環境を使い尽くした社会と、そうしなかった社会。『負債論』で読む歴史17件
お金は物々交換の不便から生まれた、という話は史料に無い。先にあったのは借りのほうだ、という本。『近代世界システム』で読む歴史17件
国ごとの発展を比べるのをやめる。16世紀からずっと、世界は一つの分業の仕組みとして動いてきた、という本。『歴史の終わり』と『文明の衝突』で読む冷戦後16件
冷戦が終わったあと、世界はどうなるのか。3年違いで出た二冊が、正反対の答えを出した。『万物の黎明』で読む歴史16件
狩猟採集から農耕へ、村から都市へ、そして国家へ。その一本道の筋書きそのものが間違いだ、という本。『大分岐』で読む歴史16件
1800年まで、長江下流とイングランドは同じくらい豊かだった。分かれたのは石炭と植民地のせいだ、という本。『1491』『1493』で読む新大陸16件
コロンブス以前のアメリカは人の少ない原野ではなかった。以後の世界は、生き物の大移動でできている。『アラブが見た十字軍』で読む十字軍15件
同じ200年を、襲われた側の年代記だけで書き直した本。彼らはそれを「フランク人の襲来」と呼んだ。『想像の共同体』で読む歴史14件
国民とは、会ったこともない人を同じ仲間だと思える想像力のことだ、という本。『暴力と不平等の人類史』で読む格差13件
格差を大きく縮めたのは、改革ではなく破局だった。戦争、革命、国家の崩壊、疫病の四つしかない、という本。『収奪された大地』で読むラテンアメリカ13件
500年の歴史を、何が持ち去られたかで書く。金、銀、砂糖、ゴム、コーヒー、銅、石油。『リオリエント』で読む世界経済13件
1800年まで、世界経済の中心はアジアだった。ヨーロッパは、その列に遅れて並んだ客にすぎない。『地に呪われたる者』で読む脱植民地13件
植民地支配が人の心に何をするかを、精神科医が診察室から書いた。36歳で死ぬ年に口述された本。『日本の歴史をよみなおす』で読む日本12件
日本は農業の国で、百姓は農民だった。その前提を、史料の側から崩した本。『地中海』で読む歴史12件
歴史には三つの速さがある。ほとんど動かない時間、ゆっくり動く時間、そして事件。捕虜収容所で書かれた本。『物質文明・経済・資本主義』で読む三つの層12件
毎日の暮らし、市場での取引、そしてその上に乗る資本主義。ブローデルは経済を三層に分けた。『大転換』で読む歴史12件
市場はずっと社会の一部だった。それが逆転して、社会のほうが市場に合わせはじめた19世紀に何が起きたか。『中国の科学と文明』で読む技術の歴史12件
中国には長い科学技術の蓄積があった。では、なぜ近代科学はそこで生まれなかったのか。『オリエンタリズム』で読む歴史12件
西洋が「東洋」について語ってきたことは、東洋についての知識ではなく、西洋についての物語だった、という本。『交易の世界史』で読む物の流れ12件
シュメールの銅から現代のコンテナまで。人が物を遠くへ運ぶために、何をしてきたか。『反穀物の人類史』で読む歴史11件
人が穀物を育てたのではなく、穀物と国家が人を囲い込んだ。最初の国家は、なぜ壁の内側に人を閉じ込めたのか。『ホモ・デウス』で読む次の歴史10件
飢餓と疫病と戦争を抑え込んだ人類が、次に何を目指すか。『サピエンス全史』の続編。『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で読む歴史9件
資本主義を生んだのは強欲ではなく、救われているか分からない不安だった、という100年前の論文。『中世の秋』で読む中世の終わり9件
ルネサンスの前夜ではなく、中世そのものの終わり方。過剰な儀礼と、死への執着に覆われた14〜15世紀。『菊と刀』で読む日本8件
一度も日本へ行かないまま、戦時中のアメリカで書かれた日本人論。読み継がれ、批判され続けている。『イタリア・ルネサンスの文化』で読むルネサンス7件
「ルネサンス」という時代の像そのものを作った本。150年たっても、まだその像の中にいる。『歴史序説』で読む王朝の寿命7件
14世紀の北アフリカで、社会には法則があると考えた人がいた。王朝はなぜ三代で衰えるのか。『武士の家計簿』で読む幕末7件
加賀藩の会計係の家が、37年つけた家計簿が見つかった。武士は、思われているよりずっと借金に苦しんでいた。『失敗の本質』で読む日本軍7件
なぜ負けたのかを、作戦ではなく組織の性質から説明した本。六つの作戦を並べて、同じ型を取り出す。『砂糖の世界史』で読む世界商品7件
一つの白い粒を追いかけると、カリブの奴隷とイギリスの朝食と産業革命が一本につながる。『昨日までの世界』で読む伝統社会7件
国家のない社会は、争いも子育ても老いも、私たちと違うやり方で扱ってきた。何を学べるか。『チーズとうじ虫』で読む一人の宇宙6件
16世紀の村の粉挽きが、世界は腐ったチーズから生まれたと語った。裁判の記録から、一人の頭の中を復元する。『応仁の乱』で読む日本の転換点6件
主役がいない。勝者もいない。11年戦って何も決まらなかった戦乱を、二人の僧の日記から追う。『黒い皮膚・白い仮面』で読む植民地の心5件
支配される側が、支配する側の目で自分を見てしまう。27歳の精神科医が書いた最初の本。『モンタイユー』で読む中世の村4件
ピレネーの村人200人が、異端審問で一人ずつ尋問された。その調書から、村の暮らしが丸ごと出てくる。番組で聞く
番組が取り上げた項目に、その回の動画を付けたもの。