概要
人間は自由なものとして生まれた。しかし至るところで鎖につながれている。1762年、ジャン=ジャック・ルソーはこう書き出す本をアムステルダムで出版した。人びとが互いに約束を交わして一つの共同体を作り、その全体の意志に従うとき、人は自分自身に従うのだから自由でいられる、と説く。主権は王ではなく人民にある。本はフランスとジュネーヴで禁じられ、ルソーは逃げ回った。二十数年後、フランス革命の人びとはこの本を掲げた。
場所
アムステルダム
52.37°N 4.90°E · オランダ
52.37°N 4.90°E · オランダ
本文
鎖につながれた自由。
1762年、ジャン=ジャック・ルソーは、こう書き出す本を出版した。
人間は自由なものとして生まれた。しかし至るところで鎖につながれている。
一般意志。
説いたこと。
(1)人びとが互いに約束を交わして、一つの共同体を作る。
(2)そして、その全体の意志に従うとき、人は自分自身に従うのだから、自由でいられる。
(3)さらに、主権は、王ではなく人民にある。
逃げる著者。
本は、フランスとジュネーヴで禁じられた。
ルソーは逃げ回った。
残ること。
二十数年後、フランス革命の人びとは、この本を掲げた。
ロック『統治二論』のロックと並び、「人民が国を作る」という考えの源になった。