概要
エミール・フィッシャーとヨーゼフ・フォン・メーリングが、眠りを誘う化合物バルビタールを見つけ、1903年に売り出された。商品名はヴェロナール。阿片や臭化物よりも扱いやすい薬として、世界中で使われる。だが効く量と死ぬ量が近く、誤って飲み過ぎる事故と自殺が相次いだ。依存もはっきりしていく。1960年代に、より安全なベンゾジアゼピンが取って代わった。眠れないという訴えは古いが、それを薬で解決するという発想は、ここから大衆のものになった。
場所
52.52°N 13.40°E · ドイツ
本文
**眠りを誘う化合物**。
(——**1903年**。
〈**(1)**エミール**・**フィッシャー**と**ヨーゼフ**・**フォン**・**メーリング**が**見つけた**。
**(2)**そして、**バルビタール**と**名付けられる**。
**(3)さらに、**ヴェロナール**の**名**で**売り出された**。〉
**——**阿片**や**臭化物**より**扱い**やすい**薬**として、**世界**中**で**使われた**。〉
**効く量と死ぬ量**。
(——**問題**は**すぐ**に**見えて**くる**。
〈**(1)**効く**量**と**死ぬ**量**が**近い**。
**(2)**そして、**誤って**飲み**過ぎる**事故**が**相次ぐ**。
**(3)さらに、**自殺**に**使われる**。
**(4)そして、**やめられない**依存**も**はっきり**して**いく**。〉
**——**1960年代**、**より**安全**な**ベンゾジアゼピン**が**取って**代わった**。〉
**残ること**。
(——**眠れない**という**訴え**は**古い**。
〈**(1)**それ**を**薬**で**解決**する**という**発想**が**、**ここ**から**大衆**の**もの**に**なった**。
**(2)**そして、**サリドマイド禍**も**、**もとは**眠り**薬**として**売られた**。
**(3)さらに、**眠り**の**薬**は**、**いつも**安全**と**引き換え**に**広まって**きた**。〉)