概要
1936年、フランスで人民戦線の内閣ができると、各地の工場でストライキが広がった。政府と経営者と労働組合の合意で、賃上げとともに、年に二週間の有給休暇が認められる。その夏、多くの労働者が、割引の鉄道切符で生まれて初めて海を見た。自転車で田舎へ出かける人も増える。休暇は、裕福な人だけのものではなくなった。夏になると都市が空になるフランスの習慣は、ここから始まる。休む権利は、働く権利と同じく、闘って得られた。
場所
48.86°N 2.35°E · フランス
本文
**人民戦線の夏**。
(——**1936年**、**フランス**で**人民**戦線**の**内閣**が**できる**。
〈**(1)**各地**の**工場**で**ストライキ**が**広がった**。
**(2)**そして、**政府**と**経営**者**と**労働**組合**が**合意**する**。
**(3)さらに、**賃上げ**と**ともに**、**年**に**二週間**の**有給**休暇**が**認められた**。〉)
**初めて見る海**。
(——**その**夏**。
〈**(1)**多く**の**労働**者**が**、**割引**の**鉄道**切符**で**、**生まれて**初めて**海**を**見た**。
**(2)**そして、**自転車**で**田舎**へ**出かける**人**も**増える**。
**(3)さらに、**休暇**は**、**裕福**な**人**だけ**の**もの**では**なくなった**。〉)
**残ること**。
(——**夏**に**なると**都市**が**空**に**なる**。
〈**(1)**フランス**の**その**習慣**は**、**ここ**から**始まる**。
**(2)**そして、**休暇**の**日数**は**、**のち**に**五週間**まで**延びた**。
**(3)さらに、**休む**権利**は**、**働く**権利**と**同じ**く**、**闘って**得られた**。〉
**——**銀行が休む日**が**上**から**与えられた**休み**なら**、**これ**は**下**から**取った**休み**で**ある**。〉