概要
イギリス151隻、ドイツ99隻。史上最大の戦艦の戦い。イギリスの巡洋戦艦が3隻爆発した。「今日は我々の忌々しい艦に何か問題があるようだ」。ドイツは港に帰って二度と出なかった。戦術で勝ち、戦略で負けた。海の封鎖は続いた。
場所
56.50°N 5.50°E · 北海
本文
ドレッドノート。1906年。建艦競争。 ジェリコー。「一日の午後で戦争に負けることのできる唯一の男」。チャーチル。 シェーア。「艦隊の一部を誘い出して、大艦隊が来る前に潰す」。 5月31日。 ヒッパー、5隻の巡洋戦艦。ビーティー、6隻。 15時48分。「ビーティーの弁明」。 インディファティガブル。爆発。1017人。 クイーン・メリー。爆発。1266人。 「今日は我々の忌々しい艦に何か問題があるようだ」。ビーティー。 「南へ」。ビーティーはシェーアを北へ、ジェリコーの方へ誘った。 18時30分。ジェリコー、28隻の戦艦。T字。 インヴィンシブル。爆発。1026人。6人が助かった。 シェーア。「戦闘回頭」。一斉に180度。 19時10分、また戻ってきて、また回頭。「死の騎行」。ドイツの巡洋戦艦が突撃して、退却を隠した。 夜。ジェリコーは夜戦を避けた。ドイツは駆逐艦の間を抜けて帰った。 6月1日、朝。海に誰もいなかった。 イギリス14隻、6094人。ドイツ11隻、2551人。 「ドイツの勝利」。ドイツの新聞。 「囚人が看守を殴った。だが、まだ牢の中」。ニューヨークの新聞。 「大洋艦隊は二度と出なかった」。1918年、出撃命令に水兵が背いて、革命。 封鎖は続いた。ドイツは飢えた。「蕪の冬」。 1917年、潜水艦。 「ジャットランドで勝った側が、戦争に勝った」。 「ジェリコーは、戦争に負ける危険を冒さなかった。それで勝った」。 「ビーティーが、戦艦を吹き飛ばした」。「砲塔の扉を開けて装填を速くしていた。火が弾薬庫に」。 コルディット。 25万トンが海の底。 2016年、100年。ダイバーが盗掘していた。青銅の推進器。 「戦艦の時代の、最初で最後の決戦」。 1941年、ビスマルク。1944年、レイテ。もう空母の時代。 「大艦巨砲」は、一度だけ本気で戦って、終わった。