概要
古代ギリシアの壺絵や墓碑には、脚が外へ反り、背板が肩を支える椅子が描かれている。クリスモスと呼ばれる。座っているのはたいてい家の主人か女主人である。多くの人は腰掛けか床に座り、背もたれのある椅子は長く身分の印だった。司教の座る椅子が司教座聖堂の名になり、会議を仕切る者を英語でチェアと呼ぶのはその名残である。誰もが椅子に座るようになったのは、椅子が安く作れるようになってからで、歴史の上ではごく最近のことになる。
場所
37.98°N 23.73°E · ギリシア・アッティカ
本文
**壺絵の椅子**。
(——**古代**ギリシア**の**壺絵**や**墓碑**に、**同じ**形**の**椅子**が**繰り返し**出てくる**。
〈**(1)**脚**が**外**へ**反る**。
**(2)**そして、**背板**が**肩**を**支える**。
**(3)さらに、**座って**いる**の**は**、**たいてい**家**の**主人**か**女主人**である**。〉
**——**クリスモス**と**呼ばれる**。〉
**多くの人は床か腰掛け**。
(——**背もたれ**の**ある**椅子**は**、**長く**身分**の**印**だった**。
〈**(1)**司教**の**座る**椅子**(カテドラ)**が**、**司教**座**聖堂**の**名**に**なる**。
**(2)**そして、**会議**を**仕切る**者**を**、**英語**で**「チェア」**と**呼ぶ**。
**(3)さらに、**王**の**座**は**、**そのまま**王権**の**言い換え**に**なった**。〉
**——**座る**場所**の**高さ**と**形**が、**座る**人**の**位置**を**示して**いた**。〉
**残ること**。
(——**誰**もが**椅子**に**座る**よう**に**なった**の**は**、**椅子**が**安く**作れる**よう**に**なって**から**である**。
〈**(1)**歴史**の**上**では**、**ごく**最近**の**こと**に**なる**。
**(2)**そして、**トーネットの14番**が**その**転機**の**一つ**である**。〉)