概要
1806年10月、ナポレオンの軍がイェーナの町に迫るなか、大学の講師ヘーゲルは大著の原稿の最後の部分を書き上げていた。馬に乗って町を行くナポレオンを見て、世界精神が馬に乗って行く、と友人への手紙に書いたと伝えられる。翌年出版された『精神現象学』は、意識が自分を知っていく道のりを、対立とその乗り越えの繰り返しとして描いた。歴史は理性が自分を実現していく過程だ、という考えは、のちにマルクスがひっくり返して使うことになる。
場所
イェーナ
50.93°N 11.59°E · ドイツ・テューリンゲン州
50.93°N 11.59°E · ドイツ・テューリンゲン州
本文
迫る軍。
1806年10月、ナポレオンの軍がイェーナの町に迫った。
(1)大学の講師ヘーゲルは、大著の原稿の最後の部分を書き上げていた。
(2)そして、馬に乗って町を行くナポレオン・ボナパルトを見た。
(3)さらに、世界精神が馬に乗って行く、と友人への手紙に書いたと伝えられる。
対立と乗り越え。
翌年、『精神現象学』が出版された。
(1)意識が自分を知っていく道のりを描いた。
(2)そして、それを、対立とその乗り越えの繰り返しとして描いた。
残ること。
歴史は、理性が自分を実現していく過程だ。
その考えは、のちにカール・マルクスがひっくり返して使うことになる。