概要
1732年の夏、西日本で稲の害虫が大発生し、実りがほとんど失われた。多くの村で餓死者が出た。翌年の正月、米の値が上がった江戸で、米を買い占めているとされた米問屋の家が、町人たちに襲われて壊された。江戸で初めての大きな打ちこわしである。幕府は米の値を抑えようとし、飢饉に強い作物として、蘭学を学んだ青木昆陽にさつまいもの栽培を広めさせた。食べ物の値段が、都市の治安を左右するようになっていた。
場所
江戸
35.69°N 139.75°E · 日本・東京都(江戸城=現在の皇居)
35.69°N 139.75°E · 日本・東京都(江戸城=現在の皇居)
本文
稲の害虫。
1732年の夏。
(1)西日本で、稲の害虫が大発生した。
(2)そして、実りがほとんど失われた。
(3)さらに、多くの村で餓死者が出た。
江戸の打ちこわし。
翌年の正月。
(1)米の値が上がった江戸で。
(2)そして、米を買い占めているとされた米問屋の家が、町人たちに襲われて壊された。
(3)さらに、江戸で初めての大きな打ちこわしである。
さつまいも。
幕府の手当て。
(1)米の値を抑えようとした。
(2)そして、飢饉に強い作物として、青木昆陽にさつまいもの栽培を広めさせた。
残ること。
食べ物の値段が、都市の治安を左右するようになっていた。
享保の改革のさなかのことである。米で年貢を取る幕府は、米の値が上がっても下がっても困った。