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Event / できごと

燻す鰹節

Smoked katsuobushi
AD1674年(延宝2年)
重要度 3
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このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているAD1674年(延宝2年)の版図を描いています(23勢力)

概要

鰹は傷みやすい魚で、古くは煮て干したものが都に送られていた。江戸の初め、紀州の漁師甚太郎が土佐に移り、煮た鰹を煙で燻しながら乾かす方法を広めたと伝えられる。煙で燻すと、中まで水が抜け、表に脂がにじみ出るのを防げる。さらにのちには、表面にわざとカビを付けて水分を吸わせる手が加わり、鰹節は石のように固くなった。削って出汁を取れば、旨みが湯に溶け出す。保存のための工夫が、そのまま日本の味の土台になった。

場所

高知
33.56°N 133.53°E · 日本・高知県(土佐藩の城下町)

本文

**傷む魚**。

(——**鰹**は、**傷み**やすい**。

〈**——**赤身**で、**血**が**多い**。〉

**——**古く**から、**煮て**干した**もの**が、**都**に**送られて**いた**。

〈**——**奈良**の**木簡**に、**「堅魚」**と、**書かれて**いる**。〉

**——**ただし、**干した**だけ**では**、**中**に**水**が、**残る**。

〈**——**カビ**が、**生える**。

**——**傷む**。〉)

**燻す**。

(——**1674年**、**延宝2年**。

〈**——**紀州**の**漁師**、**甚太郎**が、**土佐**の**宇佐**に、**移った**。

**——**煮た**鰹**を、**煙**で**燻し**ながら、**乾かす**方法**を、**広めた**、**と**、**伝えられる**。〉

**——**燻す**と**。

〈**(1)**火**の**熱**で、**中**まで、**水**が、**抜ける**。

**(2)**そして、**煙**が、**表**を、**覆う**。

**(3)さらに、**脂**が、**にじみ**出る**のを、**抑える**。

**(4)そして、**何度**も、**繰り返す**。〉)

**カビ**。

(——**のち**に、**もう一つ**の**工夫**が、**加わった**。

〈**(1)**燻した**鰹**に、**わざと**、**カビ**を**付ける**。

**(2)**そして、**カビ**が、**中**の**水**を、**吸い**出す**。

**(3)さらに、**日**に**干して**、**カビ**を**払い**、**また**付ける**。〉

**——**鰹節**は、**石**の**ように**、**固く**なった**。

〈**——**「本枯節」**。〉)

**出汁**。

(——**削る**。

〈**——**薄い**花**の**ように**。〉

**——**湯**に**入れる**と、**旨み**が、**溶け**出す**。

〈**——**のち**に、**イノシン酸**と、**名**が**付く**。

**——**昆布**の**旨み**と**合わせる**と、**強く**なる**。〉

**——**江戸**の**料理**が、**鰹節**の**出汁**で、**組み**立てられて**いった**。〉

**残ること**。

(——**保たせる**ため**の**工夫**が、**味**を、**作った**。

〈**——**[[salt-cod-newfoundland]]**の**干しダラ**も、**そう**である**。

**——**戻した**干しダラ**の**味**は、**生**の**タラ**とは、**違う**。〉

**——**日本**の**出汁**の**土台**は、**腐らせない**ため**の**燻し**と**カビ**である**。〉)

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