概要
2020年5月25日、ミネアポリスで、偽札を使ったと通報された黒人の男性ジョージ・フロイドが、白人の警察官に首を膝で押さえつけられ、九分あまりのあいだ息ができないと訴えながら死んだ。通りかかった十七歳の少女が、その一部始終を携帯電話で撮っていた。感染症の流行のさなかにもかかわらず、抗議はアメリカ全土と世界の数十か国に広がり、黒人の命も大切だ、という言葉が掲げられた。警察官は殺人の罪で有罪となる。
場所
ミネアポリス
44.98°N -93.27°E · アメリカ・ミネソタ州
44.98°N -93.27°E · アメリカ・ミネソタ州
本文
九分あまり。
2020年5月25日、ミネアポリス。
(1)偽札を使ったと通報された黒人の男性ジョージ・フロイド。
(2)そして、白人の警察官に、首を膝で押さえつけられた。
(3)さらに、九分あまりのあいだ、息ができないと訴えながら死んだ。
撮っていた少女。
通りかかった十七歳の少女が、その一部始終を携帯電話で撮っていた。
(1)感染症の流行のさなか。〈——COVID-19の世界的流行。〉
(2)そして、抗議はアメリカ全土と、世界の数十か国に広がった。
(3)さらに、黒人の命も大切だ、という言葉が掲げられた。
残ること。
警察官は、殺人の罪で有罪となった。
エメット・ティルの写真が運動を動かしたように、一人の少女の撮った映像が世界を動かした。