概要
秦の蜀郡の太守になった李冰は、山から平野へ流れ出る岷江の暴れように手を焼いた。雪解けには洪水が起き、日照りには田が干上がる。彼は川を堰き止めるのではなく、川の真ん中に魚の口のような形の中州を築いて流れを二つに分けた。一方は洪水と砂を流し去り、もう一方は岩山を切り開いた狭い口から平野の用水へ入る。水かさが増せば、余った水は低い堰を越えて戻る。堤は竹籠に石を詰めて作り、毎冬、人々が総出で底をさらった。成都の平野は「天府の国」と呼ばれる穀倉になり、この仕組みはいまも使われている。
場所
都江堰
31.00°N 103.62°E · 中国・四川省
31.00°N 103.62°E · 中国・四川省
本文
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