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Event / できごと

箸

Chopsticks
BC12世紀
重要度 3
古シベリアの狩猟採集民北極圏の海獣狩猟民フィン・ウゴル系タイガの狩猟採集民原アルタイ系の牧畜民カラスク文化チベット系諸集団イラン系の牧畜民ドラヴィダ系の人びとオーストロアジア系の稲作民中華系の人びとZhoaヴェーダ期のアーリヤ人ビルマ系の人びと縄文後期Wuアイヌ朝鮮半島の先住集団BC12世紀殷墟(安陽)
このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているBC12世紀の版図を描いています(17勢力)。

概要

殷の遺跡から青銅の箸が出ている。初めは煮えた鍋から具を取るための道具で、食べるのには手を使っていたらしい。食卓の道具になったのは、食べ物を細かく切って調理する形が広まってからだと考えられている。台所で切ってしまえば、食卓に刃物は要らない。儒教は刃物を殺生の道具として遠ざけ、それも後押しした。箸は朝鮮、日本、ベトナムへ広がり、土地ごとに材質と長さが変わる。中国は長く、日本は短く先が細い。魚の骨を外す食べ方に合わせたと言われる。

場所

殷墟(安陽)
36.13°N 114.31°E · 中国・河南省安陽市

本文

**鍋から取る**。

(——**殷**の**遺跡**から、**青銅**の**箸**が**出て**いる**。

〈**——**紀元前**十二世紀**ごろ**。〉

**——**ただし、**最初**から**食べる**道具**では**なかった**らしい**。

〈**(1)**煮えた**鍋**から**、**具**を**取り出す**。

**(2)**そして、**火**の**中**の**もの**を**扱う**。

**(3)さらに、**食べる**のは**手**で**、**という**時代**が**長い**。〉)

**刃物を置く**。

(——**食卓**の**道具**に**なった**理由**。

〈**(1)**調理**の**段階**で**、**食べ物**を**小さく**切る**ように**なった**。

**〈——一口**の**大きさ**なら、**箸**で**つまめる**。**

**——**燃料**が**少なくて**済む**炒め物**とも**合う**。〉**

**(2)**そして、**儒教**が**、**刃物**を**食卓**から**遠ざけた**。

**〈——「君子**は**庖厨**を**遠ざく」**。**

**——**切る**のは**台所**の**仕事**である**。〉〉)

**広がって、変わる**。

(——**朝鮮**、**日本**、**ベトナム**へ**伝わった**。

〈**(1)**中国**——**長い**。

**〈——大きな**円卓**で、**遠く**の**皿**に**届かせる**。〉**

**(2)**そして、**朝鮮**——**金属**の**箸**と、**匙**を**組**で**使う**。

**〈——汁**と**飯**は**匙**、**おかず**は**箸**。〉**

**(3)さらに、**日本**——**短く、**先**が**細い**。

**〈——魚**の**骨**を**外す**。**

**——**一人**ずつ**の**膳**なので、**長さ**が**要らない**。〉〉**

**——**道具**は**同じ**でも**、**食べ方**が**形**を**決める**。〉

**残ること**。

(——**食卓**に**何**を**置く**かは、**技術**では**なく**、**調理**と**信仰**と**配膳**の**形**で**決まる**。

〈**——**フォークは無作法**が**六百年**かけて**受け入れられた**のも**、**同じ**理由**になる**。〉)

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