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Event / できごと

ウォードの箱

Wardian case
AD1833年
重要度 4
デンマークスウェーデン=ノルウェーオーストリア帝国エジプトスペインフランスモロッコAlgiersグレートブリテン及びアイルランド連合王国プロイセン両シチリア王国バイエルンTunisサルデーニャ王国TripolitaniaハノーファーCyrenaicaAD1833年ロンドン
このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているAD1833年の版図を描いています(17勢力)。

概要

植物を船で運ぶと、たいてい死んだ。潮風、塩水、日照りのない船倉。運べた苗は二十本に一本とも言われる。ロンドンの医師ナサニエル・ウォードは、蓋をした硝子の瓶の中で植物が育ち続けることに気づく。水は蒸発して硝子につき、また土へ戻る。密閉した箱が小さな循環になっていた。1833年、この箱に苗を入れてシドニーへ送る試みが成功した。以後、茶、ゴム、キナが大陸を越えて移された。帝国の植物の移動は、この硝子の箱が可能にしている。

場所

ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド

本文

**二十本に一本**。

(——**植物**を**船**で**運ぶ**と、**たいてい**死ぬ**。

〈**(1)**潮風**。

**(2)**そして、**塩水**の**しぶき**。

**(3)さらに、**日**の**射さない**船倉**。

**(4)そして、**水**を**やる**人**が**いない**。〉

**——**運べた**苗**は**二十本**に**一本**とも**言われた**。〉

**蓋をした瓶**。

(——**ロンドン**の**医師**、**ナサニエル**・**ウォード**。

〈**(1)**蛾**の**さなぎ**を**入れた**瓶**の**中**で、**羊歯**が**芽**を**出した**。

**(2)**そして、**蓋**を**した**まま**、**育ち**続けた**。

**(3)さらに、**水**は**蒸発**して**硝子**に**つき、**また**土**へ**戻る**。

**(4)そして、**密閉**した**箱**が、**小さな**循環**に**なって**いた**。〉

**——**1833年**、**この**箱**に**苗**を**入れて**シドニー**へ**送った**。

〈**——**生きた**まま**着いた**。

**——**帰り**の**便**でも**、**オーストラリア**の**植物**が**ロンドン**に**着いた**。〉)

**運ばれたもの**。

(——**以後**、**大陸**を**越えた**もの**。

〈**(1)**茶**——**中国**から**インド**へ**。

**(2)**そして、**ゴム**——**ブラジル**から**東南**アジア**へ**。

**(3)さらに、**キナ**——**南米**から**インド**へ**。

**〈——マラリア**の**薬**である**。**これ**が**無ければ**、**内陸**の**植民**地**経営**は**成り立たない**。〉〉**

**——**帝国**の**植物**の**移動**は**、**この**硝子**の**箱**が**可能**に**して**いる**。〉

**残ること**。

(——**小さな**発明**が**、**世界**の**作物**の**地図**を**引き直した**。

〈**——**茶**の**産地**が**インド**に**なった**のも、**ゴム**が**マレー**に**なった**のも、**ここ**を**通って**いる**。〉)

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