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Event / できごと

かつらの宮廷

The age of the periwig
AD17世紀後半
重要度 3
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このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているAD17世紀後半の版図を描いています(22勢力)。

概要

ルイ十四世は若いころから髪が薄くなり、大きなかつらを着けるようになった。王が着ければ、宮廷が真似る。宮廷が着ければ、都市の富裕層が真似る。高く盛り上げた巻き毛は、人の髪を買い集めて作るので高価で、手入れにも人手が要る。つまり、それを着けられること自体が身分の表示になった。一方で、実務に就く者には邪魔でもある。革命の前後、フランスでは短い自分の髪が新しい徳の表現になり、かつらは旧体制の象徴として捨てられた。装いは、いつも次の世代に否定される。

場所

パリ
48.86°N 2.35°E · フランス

本文

**薄くなる**。

(——**ルイ十四世**は**、**若い**ころ**から**髪**が**薄く**なった**と**伝えられる**。

〈**——**父**の**ルイ十三世**も**同じ**で、**先**に**かつら**を**着け**始めて**いた**。〉

**——**王**が**着ければ**、**宮廷**が**真似る**。

〈**——**宮廷**が**着ければ、**都市**の**富裕**層**が**真似る**。

**——**十七世紀**後半**から**十八世紀**、**ヨーロッパ**の**男**の**装い**の**定番**に**なった**。〉)

**なぜ、高いか**。

(——**材料**は**、**人**の**髪**である**。

〈**(1)**貧しい**村**の**女性**や**子ども**から**買い集める**。

**(2)**そして、**長く**、**色**の**揃った**髪**は**高い**。

**(3)さらに、**大きく**盛り上げる**ほど、**たくさん**要る**。〉

**——**手入れ**にも**人手**が**要る**。

〈**——**粉**を**振り、**油**で**固め、**巻き直す**。

**——**虫**も**つく**。〉

**——**つまり、**着けられる**こと**が**、**そのまま**身分**の**表示**に**なる**。

〈**——**職人**や**農民**に**は**、**手**が**出ない**し、**邪魔**でも**ある**。〉)

**捨てられる**。

(——**革命**の**前後**。

〈**(1)**短く**切った**自分**の**髪**が、**新しい**徳**の**表現**に**なる**。

**(2)**そして、**かつら**は**旧**体制**の**象徴**と**見られた**。

**(3)さらに、**イギリス**では**、**髪粉**に**税**が**かけられ、**使う**人**が**減った**。〉

**——**残った**のは**、**法廷**である**。

〈**——**イギリス**の**裁判官**と**弁護士**は、**いま**も**かつら**を**着ける**。

**——**個人**では**なく**、**役**として**そこ**に**いる**、**という**しるし**だ**と**説明**される**。〉)

**残ること**。

(——**装い**は**、**次**の**世代**に**否定**される**。

〈**——**贅沢**は**堕落**の**しるし**に**なり、**質素**が**徳**に**なる**。

**——**そして、**その**質素**も**、**やがて**型**に**なる**。〉)

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