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Event / できごと

シェイクスピア『ヴェニスの商人』

The Merchant of Venice
AD1597年ごろ
年に諸説あり重要度 3
ロシア帝国スペイン帝国ポルトガル帝国オスマン帝国ノガイ・オルダポーランド・リトアニア共和国ポーランド・リトアニア共和国デンマーク=ノルウェースウェーデン神聖ローマ帝国フランス王国サーミスペインWatassid MoroccoEngland and Irelandアストラハン・ハン国クリム・ハン国ヴェネツィア共和国スコットランドHabsburg NetherlandsNaplesプロイセンAD1597年ごろロンドン
このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているAD1597年ごろの版図を描いています(22勢力)。

概要

ヴェニスの商人アントーニオは、友人のために、ユダヤ人の金貸しシャイロックから金を借り、返せなければ自分の肉を1ポンド切り取らせると約束する。船が戻らず返済できなくなったアントーニオを救ったのは、男装して裁判官になったポーシャだった。喜劇として書かれたが、シャイロックの扱いをめぐって、いまも読み方が問われ続けている。

場所

ロンドン
51.51°N -0.13°E · イギリス・イングランド

関わった人(1)

ウィリアム・シェイクスピアAD1564年–AD1616年4月23日 · 作者

本文

『ヴェニスの商人』は、シェイクスピアが1596年から1597年ごろに書いたとされる喜劇で、1600年に単独の本として刊行された。当時のイングランドでは、1290年にユダヤ人が追放されて以来、ユダヤ人が公には住んでいなかった。劇場の観客の多くにとって、ユダヤ人は物語の中の存在だった。

ヴェニスの商人アントーニオは、親友のバッサーニオが、ベルモントに住む裕福な女性ポーシャに求婚するための金を用立てようとする。手元に現金がなかったアントーニオは、ユダヤ人の金貸しシャイロックから金を借りる。日ごろアントーニオから侮辱されてきたシャイロックは、利子は取らないが、期日までに返せなければアントーニオの体の肉を1ポンド切り取ると証文に書かせる。

アントーニオの船は難破の知らせが続き、期日に返せなくなる。シャイロックは法廷で証文どおりの肉を求める。そこへ、男装して法学者になりすましたポーシャが現れ、証文には肉とだけあって血は含まれていない、一滴でも血を流せば財産を没収すると言い渡す。シャイロックは敗れ、財産の半分を失い、キリスト教への改宗を命じられる。

シャイロックが自分を嘲る者たちに向かって、ユダヤ人にも目がないのか、刺されれば血が出ないのかと問う台詞は、劇の中でとりわけ有名である。20世紀のホロコーストを経て、この作品をどう上演し、どう読むかは、反ユダヤ主義の問題と切り離せなくなった。

動画(2)

【ヴェニスの商人①】正義や差別とは何かを問うシェイクスピアの名作文学中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY『ヴェニスの商人』を読む回。正義と差別を問う
【ヴェニスの商人②】ユダヤ人シャイロックvsキリスト教徒のヴェニス市民たち中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY『ヴェニスの商人』を読む回の第2回。シャイロックと裁判

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