概要
ジェノヴァの獄中で、同房の物語作家に旅を語った。ヨーロッパのアジア観を数百年にわたって形づくる。
場所
ジェノヴァ
44.41°N 8.95°E · イタリア・リグーリア州
44.41°N 8.95°E · イタリア・リグーリア州
関わった人(1)
マルコ・ポーロAD1254年–AD1324年 · 口述本文
獄中で書かれた。
ヴェネツィアとジェノヴァの海戦で捕虜になり、 同房にルスティケロという物語作家がいた。
その人が聞き書きした。
だから文体が、騎士道物語に似ている。
内容の正確さには昔から疑いがある。
万里の長城が出てこない。 纏足も、茶も、漢字も出てこない。
一方で、紙幣、石炭、塩の専売、駅伝制など、 当時のヨーロッパ人が知りようのないことを正確に書いている。
行っていないという説と、 行ったが記録に偏りがあるという説がある。
写本が140種以上残っていて、 どれも中身が少しずつ違う。
原本は失われている。
死の床で、話を取り消すよう勧められた。
「見たことの半分も書いていない」と答えたと伝わる。
この本を読み込んだ一人が、コロンブスになる。
出典(1)
マルコ・ポーロ(ルスティケロ筆記) 『東方見聞録』全篇