← 地図で見る
Event / できごと

『東方見聞録』

The Travels of Marco Polo
AD1298年(獄中での口述)
重要度 4

概要

ジェノヴァの獄中で、同房の物語作家に旅を語った。ヨーロッパのアジア観を数百年にわたって形づくる。

場所

ジェノヴァ
44.41°N 8.95°E · イタリア・リグーリア州

関わった人(1)

マルコ・ポーロAD1254年–AD1324年 · 口述

本文

獄中で書かれた。

ヴェネツィアとジェノヴァの海戦で捕虜になり、 同房にルスティケロという物語作家がいた。

その人が聞き書きした。

だから文体が、騎士道物語に似ている。

内容の正確さには昔から疑いがある。

万里の長城が出てこない。 纏足も、茶も、漢字も出てこない。

一方で、紙幣、石炭、塩の専売、駅伝制など、 当時のヨーロッパ人が知りようのないことを正確に書いている。

行っていないという説と、 行ったが記録に偏りがあるという説がある。

写本が140種以上残っていて、 どれも中身が少しずつ違う。

原本は失われている。

死の床で、話を取り消すよう勧められた。

「見たことの半分も書いていない」と答えたと伝わる。

この本を読み込んだ一人が、コロンブスになる。

出典(1)

マルコ・ポーロ(ルスティケロ筆記) 東方見聞録全篇

同じ時代のできごと

イフェの頭像AD12〜15世紀ポリネシア三角形の完成AD13〜14世紀アオテアロアへの到達AD1300年頃悪党の登場AD13世紀末〜14世紀崖山の戦いAD1279年3月19日弘安の役AD1281年7月(弘安4年閏7月)授時暦AD1281年シチリアの晩祷AD1282年3月30日