概要
蒸気機関車が公共の交通になった。人と物が動く速さが桁で変わり、時刻という概念が全国で揃う。
場所
マンチェスター
53.48°N -2.24°E · イギリス・イングランド
53.48°N -2.24°E · イギリス・イングランド
関わった人(2)
ジョージ・スティーヴンソンAD1781年–AD1848年 · 当人ジョージ・スティーブンソンAD1781年6月9日–AD1848年8月12日 · 機関車本文
それまでの鉄道は、炭鉱から港まで石炭を運ぶ私設の軌道だった。 これが、誰でも運賃を払って乗れる公共の路線になる。
速さは当初、時速20キロほど。 馬車と比べれば桁が違う。 人がこれほど速く動いたことは、人類史上なかった。
副産物として、時間が揃った。 それまで町ごとに時刻が違っていた。 日の高さで決めていたので、 東西に離れれば数分ずれる。 鉄道の時刻表を作るには、それでは困る。 グリニッジの時刻に全国を合わせることになった。
いま時計が世界で揃っているのは、 天文学より鉄道の都合による。
出典(2)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第17章 産業の推進力
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』第8章 発明の発明