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Event / できごと

モールスの電信

Morse telegraph
AD1844年5月24日
重要度 5

概要

ワシントンの最高裁の部屋からボルティモアまで60キロ。「What hath God wrought(神は何を成し給うたか)」。画家のモールスが、点と線の符号と、電磁石の受信機で。10年で全米に電線、1858年に大西洋ケーブル(3週間で切れた。1866年に成功)。情報が人より速く動く最初。株価、ニュース、戦争の命令、時報。

場所

ワシントンD.C.
38.91°N -77.04°E · アメリカ合衆国

関わった人(1)

サミュエル・モールスAD1791年4月27日–AD1872年4月2日 · 送った

本文

電気で信号を送る考えは18世紀からあった。1837年、イギリスのクックとホイートストンが5本の針の電信機を作って鉄道で使った。同じ年、アメリカでモールスが特許を出願した。

モールスは画家だった。1825年、ワシントンでラファイエットの肖像を描いていて、ニューヘイブンの妻が病気だという手紙が届き、着いたら埋葬されていた。1832年、ヨーロッパから帰る船の上で、電磁石の話を聞いて、電信を考えた。1837年、ニューヨーク大学の機械工アルフレッド・ヴェイルが助手になって、機械と符号を作った。点と線。頻度の高い文字に短い符号(E は点1つ。印刷所の活字の数を数えて決めた)。

1843年3月3日、議会が3万ドルを出した。反対が多く、「催眠術の研究にも3万ドル出せ」と修正案が出た。ワシントンとボルティモアの間の鉄道沿いに電線を張った。初め地下に埋めて失敗し、電柱に架けた。

1844年5月24日、国会議事堂の最高裁の部屋から、ボルティモアのマウント・クレア駅のヴェイルへ。特許局長の娘アニー・エルズワースが選んだ言葉。「What hath God wrought」。民数記23章23節。神は何を成し給うたか。ヴェイルが同じ言葉を返した。

5月29日、ボルティモアの民主党大会でポークが大統領候補に指名され、電信でワシントンに伝わった。議員たちは信じなかった。

1846年、ニューヨークとワシントンがつながった。1851年、5万ボルティモアの75の電信会社。1856年、ウェスタン・ユニオン。1861年、大陸横断電信(大陸横断鉄道の8年前)。ポニー・エクスプレスが2日で廃業した。1858年、大西洋ケーブル。ヴィクトリア女王がブキャナン大統領に98語を送るのに16時間。3週間で切れた。1866年、グレート・イースタン号が張って、成功した。

情報が、人より速く動いた。株価(ニューヨークの取引所と、ロンドンと)、ニュース(AP通信は1846年に電信で始まった)、鉄道のダイヤ、軍の命令(クリミア、南北戦争)、時報。時間が全国で同じになった(1883年、鉄道の標準時)。

モールス符号は1999年まで海上の遭難信号に使われた。SOS。

同じ時代のできごと

第九交響曲の初演AD1824年5月7日鉄道の開業AD1825年9月27日ジャワ戦争1825年デカブリストの乱AD1825年12月26日イェニチェリの廃止AD1826年6月15日ロケット号とレインヒルAD1829年10月6日サティーの禁止AD1829年七月革命AD1830年7月27日