概要
燕の太子が送った刺客が、地図の巻物に匕首を隠して謁見した。「風蕭蕭として易水寒し」。失敗し、燕は翌年に落ちる。
場所
咸陽
34.33°N 108.71°E · 中国・陝西省
34.33°N 108.71°E · 中国・陝西省
関わった人(1)
荊軻?–BC227年 · 刺客本文
燕の太子丹は、秦で人質だった。
逃げ帰った。
秦が迫っている。
刺客を送ることにした。
荊軻。
衛の人で、剣を学び、燕に流れてきていた。
謁見するための土産が要った。
秦から亡命してきた将軍の首と、 燕の肥沃な土地の地図。
将軍は、自分で首を差し出した。
地図の巻物の中に、匕首を巻き込んだ。
易水で見送った。
「風蕭蕭として易水寒し、壮士ひとたび去ってまた還らず」。
咸陽の宮殿で、地図を広げた。
巻き終わりに匕首が現れる。
「図窮まりて匕首見る」。
王の袖をつかんで刺そうとし、袖が切れた。
王は剣が長くて抜けず、柱を回って逃げた。
「王、剣を背負え」と侍医が叫び、抜いて斬った。
荊軻は柱にもたれて笑い、罵り、殺された。
翌年、燕は落ちた。