概要
燕の太子に頼まれ、地図に匕首を隠して秦王に謁見した。柱を回って追いかけ、届かなかった。易水の別れの歌が伝わる。
関わったできごと(1)
荊軻の秦王暗殺未遂BC227年 · 刺客本文
衛の人で、剣を学んだ。
諸国を流れた。
榆次で剣を論じて、相手に睨まれて去った。
邯鄲で博打をして、争って去った。
燕で、犬殺しの高漸離と酒を飲んだ。
高漸離が筑を打ち、荊軻が歌い、 市中で泣いた。
太子丹に会った。
秦王を殺してほしい、と。
引き受けた。
亡命将軍の樊於期の首と、燕の地図を土産にした。
樊於期は自ら首を差し出した。
出発の日、易水。
高漸離が筑を打ち、荊軻が歌った。
「風蕭蕭として易水寒し。 壮士ひとたび去って、また還らず」。
聞く者は皆、髪が逆立った。
秦王の前で、地図を広げた。
匕首が現れた。
袖をつかんで刺そうとし、袖が切れた。
追い回し、届かず、斬られた。
柱にもたれて笑い、罵って死んだ。
高漸離は後に筑に鉛を仕込んで秦王を狙い、殺された。