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Event / できごと

ヒッポクラテスの医学

Hippocratic medicine
BC400年頃
重要度 4

概要

病を神罰でなく自然の現象として扱った。医の倫理を定めた誓いは、いまも医学部で読まれる。

場所

コス島
36.89°N 27.29°E · ギリシア

関わった人(1)

ヒッポクラテスBC460年頃–BC370年頃 · 当人

本文

それまで、病は神が下すものだった。 治すのは神殿で、方法は祈りと夢占いになる。

コス島の医師たちがやったのは、 症状を観察して記録することだった。

集典に含まれる『流行病』には、 患者ごとの経過が日付を追って書かれている。 何日目に熱が上がり、何日目に汗が出て、 何日目に死んだか。 治らなかった例も、そのまま記録されている。

てんかんについて、 「神聖」と呼ばれるのは原因が分からないからにすぎない、 と論じた文書がある。

体液(血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁)の均衡という理論そのものは、 後に誤りとされた。 2000年、瀉血の根拠として使われ続けている。

理論は外れたが、 観察して記録するという手続きが残った。

同じ時代のできごと

『老子』の成立成立年代に諸説ありシケリア遠征BC415年アルギヌサイの海戦BC406年パーニニの文法BC400年頃アイゴスポタモイの海戦BC405年三十人政権BC404年三家分晋(戦国時代の始まり)BC403年ラ・ベンタの放棄BC400年頃