概要
観測から出た結論を、教義の名で撤回させられた。それでも地球は動く、と伝えられる。
場所
ローマ
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
41.89°N 12.49°E · イタリア・ラツィオ州
関わった人(1)
ガリレオ・ガリレイAD1564年2月15日–AD1642年1月8日 · 被告本文
望遠鏡で見たのは、月の凹凸と、 木星を回る四つの衛星と、金星の満ち欠けだった。
金星が満ち欠けするなら、 金星は太陽の周りを回っている。 地球中心説では説明できない。
問題は、それを何語でどう書いたかにもあった。 ラテン語ではなくイタリア語で、 対話形式で、地球中心説を唱える人物を 「シンプリチオ(単純な人)」と名付けて書いた。 その人物に教皇の主張を言わせている。
裁判で有罪となり、地動説の放棄を誓わされ、 残りの生涯を自宅軟禁で過ごした。
「それでも地球は動く」と呟いたという話は、 100年以上あとの伝記に現れる。
カトリック教会が誤りを公式に認めたのは1992年になる。 359年かかった。
出典(2)
カルロ・ギンズブルグ(杉山光信 訳) 『チーズとうじ虫 16世紀の一粉挽屋の世界像』同じ時代、同じ制度の別の裁判
ヤーコプ・ブルクハルト(柴田治三郎 訳) 『イタリア・ルネサンスの文化』この本が始まりとした流れの、その先