概要
王の親衛隊として、数千人の女性が正規の兵として訓練された。ヨーロッパの観察者が驚いて記録を残している。フランスとの戦争で、その大半が戦死した。
場所
アボメイ
7.18°N 1.99°E · ベナン(ダホメ王国の都)
7.18°N 1.99°E · ベナン(ダホメ王国の都)
関わった人(1)
ベハンジンAD1845年頃–AD1906年12月10日 · 最後の王本文
西アフリカのダホメ王国に、女性だけで編成された部隊があった。 現地では「アホシ(王の妻たち)」あるいは「ミノ」と呼ばれた。
始まりは18世紀の象狩りの一隊とされる。 やがて王の宮殿を守る親衛隊になり、 19世紀には数千人規模の正規軍の中核になった。
隊員は結婚を許されず、王に属する者として扱われた。 訓練は厳しく、茨の柵を素手で越える演習が記録されている。 ヨーロッパの訪問者が繰り返し驚いて書き残した。
この王国の富は、大西洋への奴隷の売却に大きく依存していた。 その軍が、隣接する社会から人を捕らえてきた。 強さと加害が同じ制度の中にある。
1890年と1892年、フランスと戦った。 近代的な連発銃の前に、部隊はほぼ全滅する。 最後の生き残りとされる女性が死んだのは、1970年代と伝えられる。