概要
ローマが略奪されたのはキリスト教のせいだ、という非難に答えて書かれた。地上の国と神の国を分ける。
場所
ヒッポ・レギウス
36.88°N 7.75°E · アルジェリア・アンナバ
36.88°N 7.75°E · アルジェリア・アンナバ
関わった人(1)
アウグスティヌスAD354年11月13日–AD430年8月28日 · 著者本文
410年、西ゴートがローマを略奪した。
800年ぶりに、市が落ちた。
非難が起きた。 古い神々を捨ててキリスト教を採ったから、 ローマは守られなくなったのだ、と。
アウグスティヌスは、それに答えて書いた。13年かかっている。
論旨は、二つの国を分けることだった。
地上の国は、自己愛から成り、必ず滅ぶ。 神の国は、神への愛から成り、滅びない。 ローマが滅びるのは、地上の国だから当たり前だ、と。
これは強力だった。 キリスト教が、特定の帝国の運命と 結びつかなくてよくなる。
ローマが消えた後も、教会が続いた理由の一つになる。
同時に、地上の秩序を軽んじる理屈にも使える。 中世を通じて、両方の方向に引用され続けた。