概要
大老が江戸城の門前で暗殺された。幕府の権威が取り返しのつかない形で傷つく。
場所
江戸
35.69°N 139.75°E · 日本・東京都(江戸城=現在の皇居)
35.69°N 139.75°E · 日本・東京都(江戸城=現在の皇居)
関わった人(1)
井伊直弼1815年–1860年3月24日(安政7年3月3日) · 暗殺された本文
朝、江戸城桜田門の外。雪が降っていた。 水戸と薩摩の脱藩浪士18人が、大老の行列を襲った。
雪のために供の者が刀に覆いをかけていて、 すぐに抜けなかったと伝わる。 襲撃は短時間で終わった。
衝撃は、人が死んだこと以上に、 それが白昼、江戸城の門前で起きたことにあった。 幕府は自分の膝元で最高権力者を守れなかった。
以後、幕府は強権で押さえる道を取れなくなる。 公武合体に転じ、朝廷の権威を借りようとする。 権威を借りるということは、 自分の権威が足りないと認めることでもあった。