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Event / できごと

ファロスの灯台

The Lighthouse of Alexandria
BC280年頃
重要度 4
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このできごとには、まだ自由に使える図版が見つかっていません。 代わりに、このデータベースが持っているBC280年頃の版図を描いています(28勢力)

概要

ナイル三角州の海岸は低く平らで、沖から陸の位置が分からない。プトレマイオス朝が、港の入口のファロス島に塔を建てた。高さは百メートルを超えたと伝えられ、四角、八角、円柱の三段。頂に火を焚き、金属の鏡で沖へ投げた。昼は煙を目印にした。設計者ソストラトスの名が、王の名の下の石に隠して刻まれていたという逸話がある。千五百年立ち、地震で崩れた。1994年、港の海底からその石材が見つかっている。ファロスの語が、多くの言語で灯台を意味する語になった。

場所

アレクサンドリア
31.20°N 29.92°E · エジプト

本文

**問題**。

(——**ナイル三角州の海岸**。

〈**——**低い**。**平らである**。

**そして、**沖から見て、**目印になるものが、何も無い**。

**——**「どこが、港か、分からない」**。

**さらに、**沖に、**浅瀬と、岩礁**がある**。〉

**——**そして、**アレクサンドリアは、**地中海の、最大の穀物の積出港**になろうとしていた**。

〈**——**エジプトの小麦が、**そこから、出る**。〉)

**建設**。

(**プトレマイオス1世**が、**始めた**(BC297年頃)。

**プトレマイオス2世**の時代に、**完成した**(BC280年頃)。

**場所——**ファロス島**(港の入口)。

〈**——**当時、島である**。

**——**そして、**「ヘプタスタディオン」**という、**七スタディオン(約1.2キロ)の堤道**で、**本土と結ばれていた**。

**〈——そして、その堤が、次第に、土砂で埋まった。**

**——いま、そこは、**半島である**。〉**〉)

**姿**。

(——**現存しない**。

**そして、**記述と、コインと、モザイクの図から、**復元されている**。

〈**(1)**下段**——**四角い塔**。

**——**大部分を占める**。**中に、**斜路**(螺旋の坂)**があり、**驢馬が、燃料を運び上げた**、とされる**。

**(2)**中段**——**八角形**。

**(3)**上段**——**円柱形**。

**(4)**頂**——**火を焚く場所**。

**そして、その上に、**巨大な像**(ゼウス、あるいはポセイドン)が、立っていた、とされる**。〉

**高さ**。

〈**——**記録によって、**幅がある**。

**——**アラブの記述者たちの伝えるところから、**約103メートルから118メートル**、と推定されている**。

**〈——大ピラミッドと、クフ王のもの以外の、**古代の建造物としては、最も高い部類**である。**

**——そして、**「世界の七不思議」**の一つに、数えられた。**

**〈——七不思議の中で、**大ピラミッドの次に、長く残った**。〉〉**〉)

**光**。

(——**どうやって、光らせたか**。

〈**——**確かなことは、**分かっていない**。

**(1)**火を、焚いた**。

**〈——燃料——木、あるいは油。**

**——そして、エジプトには、木が、少ない。**

**——だから、燃料の供給が、常に、問題だった。〉**

**(2)**そして、**鏡**。

**〈——磨いた金属の鏡で、**光を、沖へ、投げた**、と伝えられる。**

**——アラブの記述者が、**「その鏡で、遠くの船を、見ることができた」**、あるいは**

**「敵の船を、焼くことができた」**と書いている。**

**——後者は、**明らかに、伝説である**。**

**——前者も、**疑わしい**。〉**

**(3)**昼は、**煙**を、目印にした**、とされる**。〉

**射程**。

〈**——**「三十マイル(約50キロ)先から見えた」**という記述がある**。

**——**過大である**。

**——**地球が、丸い**。

**〈——高さ100メートルの光は、**海面上の目から、約40キロ**で、水平線に沈む。**

**——実際には、**それより、はるかに手前で、見えなくなる**。**

**——光の強さが、足りないからである。〉**

**——**現代の推定では、**数十キロ**、というところである**。〉)

**銘**。

(——**逸話**。

〈**——**設計者、**クニドスのソストラトス**。

**——**彼は、**塔の石に、**自分の名を、刻みたかった**。

**——**しかし、**王の名を、刻まなければならない**。

**そこで、彼は——**

**石に、**自分の名を、深く刻んだ**。

**そして、その上を、**漆喰で塗り、**そこに王の名を、書いた**。

**——**「漆喰は、**やがて、剥がれる**」**。

**そして、**剥がれた**。

**——**「クニドスのソストラトス、デクシパネスの子が、**船乗りたちのために、救い主なる神々に、これを捧げた」**。〉

〈**——**ルキアノス**(2世紀)が、この話を、書いている**。

**——**そして、**史実かどうかは、**確かめられない**。

**——**ただし、**このような銘文が、実際にあった**ことは、**他の史料からも、示唆されている**。〉)

**終わり**。

(——**千五百年以上、**立っていた**。

〈**——**そして、**地震**である**。

**796年、950年、956年——**損傷**。

**1303年、そして1323年**の、**クレタ島沖の大地震**で、**決定的に、崩れた**。

**〈——イブン・バットゥータ**が、**1326年に訪れたとき、既に廃墟だった**、と書いている。**

**——そして、1349年に再訪したときには、**近づくこともできなかった**。〉**〉

**1477年、**マムルーク朝のスルタン、カーイトバーイ**が、**その跡地に、要塞を建てた**。

〈**——**そして、**灯台の石材を、使った**。

**——**その要塞が、**いまも、そこにある**。〉

**1994年**。

〈**——**フランスの考古学者**ジャン=イヴ・アンプルール**が、**港の海底を、調査した**。

**——**そして、**巨大な石材と、彫像と、スフィンクス**を、発見した**。

**〈——数百点。**

**——重さ、数十トンの石も。〉**

**——**灯台のものと、考えられている**。

**そして、**いまも、**海の底にある**。

**〈——引き上げるか、**水中の博物館にするか**、議論されている。〉**〉)

**そして、語**。

(——**「ファロス」**(Φάρος)。

**——**それが、**多くの言語で、**「灯台」**そのものを、意味する語になった**。

〈**フランス語——**phare**。

**イタリア語——**faro**。

**スペイン語——**faro**。

**ポルトガル語——**farol**。

**ルーマニア語——**far**。

**そして、**ギリシア語——**φάρος**。〉

**——**二千三百年前の、**一つの塔の、島の名**が、**いまも、そこにある**。)

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