概要
アノーヤターがビルマを統一し、上座部仏教を国の柱にした。250年のあいだにイラワジ川の平原へ1万を超える仏塔が建てられる。
場所
バガン
21.17°N 94.86°E · ミャンマー
21.17°N 94.86°E · ミャンマー
本文
1044年、アノーヤターがイラワジ川中流のパガンで王になった。
南のモン人の都タトンを攻め、 上座部仏教の経典と僧と職人を連れ帰ったと年代記は伝える。 これでビルマの仏教が上座部に定まった、という筋になる。 実際には南からの影響はそれ以前から続いていたと考えられている。
以後250年、王たちは功徳を積むために塔を建て続けた。 平原に1万を超える仏塔と寺院が建ち、 いまも2000以上が残っている。
土地と労働力が寺院に寄進され、税を納めない領地が増えていった。 それが国の力を削いだ、という見方がある。
1287年、モンゴルの軍が北から入り、王は逃げた。 王朝は形だけ残り、やがて消える。
いま、パガンの平原は世界遺産になっている。