概要
産油国が石油を武器にした。高度成長が終わり、資源の有限さが意識される。
場所
メッカ
21.42°N 39.83°E · サウジアラビア
21.42°N 39.83°E · サウジアラビア
本文
第四次中東戦争を機に、 アラブの産油国が原油の減産と、 イスラエル支持国への禁輸を決めた。
原油価格は数か月で4倍になった。
日本では、トイレットペーパーが店頭から消えた。 石油とほとんど関係が無い。 「無くなる」という情報だけで買い占めが起きた。
高度成長が終わる。 翌年の実質成長率が、戦後初めてマイナスになった。
各国が省エネルギーと、 石油以外のエネルギー源へ向かった。 原子力の推進が加速したのもこの時期になる。
資源を持つ側が、それを政治の道具として使えると示した。 以後の国際関係で、 エネルギーは常に安全保障の問題として扱われる。
出典(1)
マット・リドレー(大田直子、鍛原多惠子、柴田裕之 訳) 『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』第10章 現代の二大悲観主義