概要
舎人親王が編んだ30巻と系図1巻。漢文。神代から持統まで。「一書に曰く」と異伝を並べた。年月日をつけた。「日本」の名で書かれた最初の史書。六国史の最初。『古事記』は読まれず、こちらが正史として1000年読まれた。
場所
34.69°N 135.79°E · 日本・奈良県
本文
養老4年5月。 「先に是より、一品舎人親王、勅を奉りて日本紀を修む。是に至りて功成りて奏上す。紀三十巻、系図一巻なり」。『続日本紀』。 系図は残らなかった。 舎人親王。天武の子。 「編纂」。「川島皇子、忍壁皇子ら12人。681年」。天武。 40年。 30巻。 巻1、2。神代。 巻3。神武。 巻30。持統。 「一書に曰く」。 「天地初発の話が、11の異伝」。 「編者は、選ばなかった。並べた」。 「漢文」。「純粋の漢文と、和習のある漢文」。「区分論」。森博達。「唐人が書いた巻と、日本人が書いた巻」。 「紀年」。「神武即位、辛酉。BC660年」。 「讖緯説。辛酉革命。推古9年(601年)から1260年遡った」。 「120年の引き延ばし」。 「『百済記』『百済新撰』『百済本記』」。 「中国の史書から文を借りた」。「『漢書』『後漢書』『三国志』『梁書』『芸文類聚』」。 「『魏志』倭人伝を引いた。神功皇后を卑弥呼に当てた」。 「正史」。 「六国史」。『続日本紀』『日本後紀』『続日本後紀』『文徳実録』『三代実録』。 「日本書紀講筵」。721年から。宮中で講義。「日本紀の竟宴」。 「『日本紀』か『日本書紀』か」。 「『日本紀』が本来の名で、『書』は後で足された」。「最初から『日本書紀』」。 「天皇の正統」。 「天武」。「壬申」。 「藤原不比等」。「720年に死んだ。完成の3か月後」。 「不比等が、藤原のために」。 「神代の巻の、藤原の祖アメノコヤネ」。 「そう読む人も」。 「北畠親房『神皇正統記』」。 「本居宣長は嫌った」。 「明治。教育勅語。紀元節」。 「神武」。 「戦後」。 「津田左右吉」。1913年から。「神代と初期の天皇は、作られた」。 「1940年、発禁」。 「1945年」。 「いま、歴史学は、5世紀から」。 「『日本書紀』は、720年の、日本が、自分を、どう見せたかったか」。 「それは、確か」。