← 地図で見る
Event / できごと

マリンディの水先案内

The Pilot of Malindi
AD1498年
重要度 3

概要

喜望峰を回ったポルトガル船は、東アフリカで案内人を得て季節風に乗りインドへ渡った。その人をイブン・マージドとする話が広まっているが、確かな証拠はない。

場所

マリンディ
-3.22°N 40.12°E · ケニア

本文

喜望峰を回った船は、そこから先の海を知らない。 インド洋の季節風は、時期を外せば戻れない。

東アフリカの港をいくつか回り、 マリンディで案内人を得た。 28日でインドのカリカットに着いている。

この案内人をイブン・マージドとする話が広く語られる。 17世紀のアラブの著述家が書いたものが元になっているが、 同時代の史料に裏づけが無い。 イブン・マージド自身の著作にも記述が無い。

確かなのは、ポルトガルが自力で渡ったのではないことになる。

インド洋には、千年動いてきた航海術があった。 星の高さで緯度を測り、季節風の周期を暦にする。 外から来た船は、それを使わせてもらって渡った。

その数年後、同じ海で砲撃が始まる。

同じ時代のできごと

エルミナ城の建設AD1482年コンゴ王国とポルトガルの接触AD1483年山城国一揆AD1485年12月ボズワースの戦いAD1485年8月22日ピコ『人間の尊厳について』AD1486年『魔女に与える鉄槌』AD1487年喜望峰の回航AD1488年コロンブスの到達AD1492年10月12日