← 地図で見る
Event / できごと

三世紀の危機

Crisis of the Third Century
235年 – 284年
期間を持つできごと重要度 5

概要

50年で20人を超える皇帝が立ち、疫病と内戦と侵入が重なった。帝国は分裂の一歩手前まで行く。

本文

235年から284年までの約50年で、 皇帝を名乗った人物は20人を超える。 多くが軍に擁立され、軍に殺された。

同時に起きたのは、 北からのゲルマン諸族の侵入、東からのササン朝の攻勢、 疫病、そして通貨の崩壊だった。 銀貨の銀の含有量が、100年で数パーセントまで落ちている。

帝国は一度、三つに割れた。 西にガリア帝国、東にパルミラ、中央に本体。 それでも15年ほどで再統合された。

立て直したのは、イリュリア出身の軍人皇帝たちだった。 そのやり方は、皇帝を神格化し、宮廷を儀礼で固め、 官僚と軍を増やすというものになる。 元首政(プリンキパトゥス)が専制君主政に変わる。

出典(2)

塩野七生 ローマ人の物語XII 迷走する帝国
エドワード・ギボン ローマ帝国衰亡史第10章

同じ時代のできごと

サハラへのラクダの導入3世紀合肥の戦いAD215年カラカラ浴場AD216年関羽の死と荊州の喪失AD219年定軍山の戦いAD219年曹操の死AD220年3月15日三国の鼎立AD220年九品官人法AD220年