概要
礼と仁を説き、その言行が『論語』にまとめられた。東アジアの秩序観の土台になる。
別名
こうし、孔丘
関わったできごと(2)
孔子の遍歴BC497年 · 遍歴『論語』の成立BC400年頃 · 言葉の主本文
魯の下級官吏の家に生まれ、諸国を14年めぐって仕官を求めたが、 どこでも重く用いられなかった。 生前は失敗した政治家として終わっている。
説いたのは、力ではなく礼と徳で人を動かすことだった。 支配される側にも守るべき筋があり、 支配する側にはそれ以上の筋がある、という考えになる。
自分では書いていない。『論語』は弟子とその弟子が 断片を集めたもので、そのため同じ問いに違う答えが並ぶ。 相手によって答えを変えたのだ、と読む解釈がある。
死後300年して漢が国家の学問に採り、 以後2000年、東アジアの官吏はこの書を暗記して試験を受けた。 仕官できなかった人の言葉が、仕官の条件になった。