概要
エジプトとヒッタイトが戦車で激突した。記録に残る最古級の大会戦で、双方が勝利を主張した。
場所
カデシュ位置は特定されていない(誤差 ±10km)
34.55°N 36.52°E · シリア・ホムス県
34.55°N 36.52°E · シリア・ホムス県
関わった人(1)
ラムセス2世BC1303年頃–BC1213年頃 · エジプト側 · 総指揮本文
記録に残る最古級の大会戦になる。 戦車が数千両、双方合わせて数万が参加したとされる。
ラムセス2世は、偽の情報をつかまされた。 捕らえた斥候が「ヒッタイトはまだ遠い」と言った。 実際には近くに伏せていた。
軍が四つに分かれて行軍している最中に襲われ、 王の部隊が孤立した。
そこから立て直して引き分けに持ち込んだ、 というのがエジプト側の記録になる。 神殿の壁に、王が一人で戦車を駆り、 敵を蹴散らす姿が大きく彫られている。
ヒッタイト側の記録では、勝ったのは自分たちになる。
双方の記録が残っている戦いは、それ自体が珍しい。 そして両方が勝利を主張している。
領土はほぼ動かなかった。 16年後、両国は和平条約を結ぶ。