概要
ギリシア語を話すユダヤ人。「聖霊に満ちた人」。7人の執事の一人。説教。「あなたたちは頑固で、心に割礼がなく、聖霊に逆らう」。「天が開いて、人の子が神の右に」。石。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」。最初の殉教者。12月26日。
関わったできごと(1)
ステファノの殉教AD34年頃 · 殉教本文
ギリシア語の名前。ステファノスは「冠」。エルサレムの教会の、ギリシア語を話すユダヤ人(ヘレニスト)の側の人。
使徒行伝6章。ヘレニストの寡婦が食事の配給で後回しにされている、という訴えが起きた。12使徒は「私たちが神の言葉を後回しにして食事の世話をするのはよくない」と言って、7人を選んだ。ステファノ、フィリポ、プロコロ、ニカノル、ティモン、パルメナ、ニコラオ。全員ギリシア語の名。使徒が手を置いた。教会で最初の役職。のちの「執事(ディアコノス)」の起源とされる。
ステファノは「恵みと力に満ち、大きな不思議と徴を行った」。解放奴隷の会堂、キレネ人、アレクサンドリア人、キリキアとアジアの人々と論争して負かした。キリキアはタルソスのある地方で、サウロがそこにいたのかもしれない。
使徒行伝7章の演説は新約で最も長い演説。アブラハムからソロモンまで。要点は、神は神殿に住まない。「いと高き方は人の手で造ったものに住まない」。神殿を守っている最高法院に、神殿は要らないと言った。
石打ち。ユダヤの律法の処刑。ローマの支配下では、最高法院は死刑を執行できなかったはずで(イエスはピラトに渡された)、これはリンチだったか、ピラトがいなくなった36年頃の空白の時期だったか。
パウロはのちに言った。「あなたの証人ステファノの血が流されたとき、私もそばに立って賛成し、殺す者たちの上着を預かっていました」(使徒行伝22章)。