概要
法・術・勢で君主が国を保つ道を説いた。始皇帝がその書に感嘆し、そして獄中で死なせた。
所属
秦関わったできごと(1)
『韓非子』BC233年頃 · 著者本文
韓の公子として生まれた。吃音があった。
弁論に向かないぶん、書いた。
説いたのは、人は利で動くという前提から始まる統治になる。
親が男児を祝い女児を捨てるのも、 医者が膿を吸うのも、 車を作る者が人の富を願い、 棺を作る者が人の死を願うのも、 すべて利によると書いた。
だから、徳や情に頼るな。 法を明文化し、術で臣下を操り、勢(地位の力)を使え。
矛盾という言葉は、この書から来ている。 どんな盾も貫く矛と、どんな矛も防ぐ盾を売る商人の話になる。
秦王政が読んで感嘆した。
会えた。そして獄に入れられ、毒を仰いだ。 同門の李斯が讒言したとされる。
自分の書いた術で、自分が処理された。