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Event / できごと

アメリカ大陸への到達

Peopling of the Americas
約1万6000年前(2万3000〜1万5000年前と幅がある)
年に諸説あり重要度 5

概要

シベリアからアラスカへ渡り、数千年で大陸の南端に達した。人類が住み着いた最後の大陸で、ここから先は海の島だけになる。

場所

モンテ・ベルデ
-41.51°N -73.20°E · チリ・ロス・ラゴス州

本文

氷期には海面が下がり、シベリアとアラスカのあいだは陸になっていた。 そこを渡った人びとが、アメリカ大陸に入る。

いつ渡ったかは、年代が繰り返し古くなってきた。 長く1万3000年前のクローヴィス文化が最初とされていたが、 チリ南部のモンテ・ベルデで1万4500年前の層が出て、それは崩れた。 アラスカから南端まで、その時点で既に人がいたことになる。 2万年を超える年代を主張する遺跡もあるが、まだ論争の中にある。

陸の橋を渡ったのか、海岸沿いに舟で南下したのか。 氷床の切れ目が開く時期と合わないことから、 海岸伝いの説が近年は優勢になっている。

これで、南極を除く全ての大陸に人が住んだ。 残るのは海の向こうの島だけで、 それが埋まるのは、ここから1万年以上あとになる。

『サピエンス全史』は第4章で、この移動の直後に起きた大型動物の絶滅と併せて書いている。

出典(3)

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福第4章 史上最も危険な種
ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰 訳) 銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎第1章 一万三〇〇〇年前のスタートライン
チャールズ・C・マン(布施由紀子 訳) 1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見第1部(いつ、どうやって着いたのか)

同じ時代のできごと

アルタミラの壁画約1万4000年前(1879年に発見)