概要
長坂で劉備の幼い子を抱いて敵中を駆け抜けた。「子龍の一身はこれ胆なり」。街亭で唯一負けなかった隊を率いた。小説では白馬の若武者で、正史では堅実な老将。
所属
蜀本文
常山、 真定。 河北。 「字は、 子龍」。 「身長、 八尺」。 「姿顔、 雄偉」。 公孫瓚。 BC191年頃。 「本郡が、 私を、 推した」。 「袁紹の、 冀州が、 近いのに、 なぜ、 私に」。 「天下は、 乱れて、 どこが、 正しいか、 分からない。 民は、 苦しんでいる。 我が、 州は、 仁政の、 ある、 所に、 帰す、 と、 議論して、 決めた。 袁将軍を、 軽んじるのでも、 将軍を、 私が、 選んだのでも、 ない」。 公孫瓚の、 下で、 劉備に、 会った。 「劉備は、 彼を、 深く、 納れた」。 兄の、 喪。 帰った。 劉備。 「手を、 握って、 別れた」。 「私は、 終に、 徳に、 背かない」。 趙雲。 BC200年。 鄴。 袁紹の、 本拠。 劉備が、 袁紹の、 下に。 趙雲が、 来た。 「同じ、 寝床」。 「趙雲に、 密かに、 兵を、 集めさせた。 数百人。 『劉左将軍の、 部曲』と、 言った。 袁紹は、 知らなかった」。 BC208年。 長坂。 「劉備は、 妻子を、 捨てた」。 「趙雲が、 幼い、 阿斗(劉禅)を、 抱いて、 甘夫人を、 守って、 逃げた」。 「二人とも、 免れた」。 それだけ。 『雲別伝』。 「誰かが、 『趙雲は、 北へ、 逃げた』と、 劉備に。 劉備は、 戟を、 投げつけて、 『子龍は、 私を、 捨てない』」。 『演義』。 「単騎、 救主」。 「曹操の、 陣を、 七度、 出入り」。 「50余の、 将を、 斬った」。 「曹操が、 『あれは、 誰だ。 射るな。 生け捕りに』」。 「青釭の、 剣」。 「糜夫人が、 井戸に、 身を、 投げた」。 「劉備が、 阿斗を、 投げて、 『この、 小僧のために、 私の、 大将を、 失う所だった』」。 「趙雲が、 泣いた」。 小説。 BC209年。 桂陽。 太守、 趙範。 「兄嫁を、 趙雲に」。 「美人」。 趙雲。 「同姓。 兄嫁は、 私の、 兄嫁」。 断った。 「趙範は、 逃げた。 趙雲は、 関わらなかった」。 「趙雲は、 女を、 断った」。 「関羽は、 断らなかった」。 『蜀記』。 BC211年。 益州。 「孫夫人が、 阿斗を、 連れて、 呉へ、 帰ろうとした」。 「趙雲と、 張飛が、 江を、 遮って、 阿斗を、 取り戻した」。 BC214年。 成都。 「田と、 宅を、 将士に」。 議論。 趙雲。 「霍去病は、 『匈奴が、 滅びる前に、 家は、 いらない』。 いま、 国賊は、 曹操だけでは、 ない。 天下が、 定まるまで、 安楽は、 いけない。 益州の、 民は、 戦乱で、 田と、 家を、 失った。 返して、 安んじて、 耕させて、 それから、 兵に、 徴すべき」。 「先主は、 従った」。 BC219年。 漢水。 黄忠が、 曹操の、 糧を、 奪いに、 行って、 帰らない。 趙雲が、 数十騎で、 探しに。 曹操の、 大軍。 「趙雲は、 突入して、 戦いながら、 退いた」。 陣に。 張翼が、 門を、 閉めようとした。 趙雲。 「開けよ」。 旗を、 倒し、 太鼓を、 止めた。 「空城」。 曹操の、 兵は、 伏兵を、 疑って、 退いた。 趙雲は、 太鼓を、 鳴らして、 追い、 弩を、 射た。 「曹操の、 兵は、 漢水に、 落ちて、 死んだ」。 翌朝。 劉備が、 来て、 見た。 「子龍の、 一身、 これ、 胆なり」。 「虎威将軍」。 兵が、 呼んだ。 BC223年。 劉備が、 死んだ。 BC227年。 北伐。 BC228年。 箕谷。 「陽動」。 曹真。 「兵が、 少なくて、 負けた」。 「趙雲は、 自ら、 殿を、 務めて、 兵と、 輜重を、 守った」。 降格。 鎮軍将軍。 諸葛亮。 「軍が、 退いた時、 他の、 軍は、 輜重を、 失った。 趙雲の、 軍だけ、 失わなかった。 なぜか」。 鄧芝。 「趙雲が、 自ら、 殿を、 務めたから」。 諸葛亮は、 「絹を、 趙雲の、 兵に」。 趙雲。 「軍が、 負けたのに、 なぜ、 賜る。 冬まで、 待って、 冬の、 支度に」。 BC229年。 死んだ。 BC261年。 「順平侯」。 姜維が、 上表した。 「柔賢慈恵、 執事有班、 克定禍乱」。 関羽、 張飛、 馬超、 黄忠、 そして、 趙雲。 「五虎将軍」。 『演義』。 正史では、 「関張馬黄趙伝」。 五人で、 一巻。 趙雲が、 最後。 「関羽と、 張飛は、 万人の、 敵。 趙雲と、 黄忠は、 彊摯壮猛、 灌嬰と、 夏侯嬰の、 徒」。 陳寿。 劉邦の、 将軍に、 なぞらえた。 「小説は、 彼を、 完璧に、 した」。 「正史の、 彼は、 完璧では、 ないが、 一度も、 間違えなかった」。