概要
マンモス、地上性のナマケモノ、剣歯虎。人が着いてから2000年ほどで、大型哺乳類の属の大半が消えた。オーストラリアで起きたことが、もう一度起きている。
場所
ブラックウォーター・ドロー
34.28°N -103.32°E · アメリカ合衆国・ニューメキシコ州
34.28°N -103.32°E · アメリカ合衆国・ニューメキシコ州
本文
マンモス、マストドン、地上性の巨大なナマケモノ、 剣歯虎、ラクダ、馬。 人が着いたころの南北アメリカには、これだけの大型動物がいた。
そのほとんどが、1万2000年前ごろまでに消える。 北アメリカで大型哺乳類の属の7割、南アメリカで8割になる。 馬は、スペイン人が16世紀に連れてくるまで、この大陸からいなくなっていた。
原因の論争はオーストラリアと同じ形をしている。 氷期の終わりの急な温暖化か、着いたばかりの人か。 ブラックウォーター・ドローの遺跡からは、 マンモスの骨と一緒にクローヴィス型の石の槍先が出ている。 狩っていたことは確かで、それだけで滅ぼせたかは分からない。
『サピエンス全史』は第4章で、これを「二度目」として書く。 オーストラリアで起きたことが、人が新しい土地に着くたびに繰り返された、という筋になる。
出典(3)
ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) 『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』第4章 史上最も危険な種
ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰 訳) 『銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』第1章 一万三〇〇〇年前のスタートライン
チャールズ・C・マン(布施由紀子 訳) 『1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』第3部(手つかずの自然という思い込み)